マニュアルに頼れない就活

2012.01.07

例えば、全日空では「あなたらしさを自由に表現してください」、サントリーでは「サントリーで具体的にやってみたい仕事とその理由」、「今までの人生における挑戦または創造の経験について」といった具合である(いずれも二〇一〇年度のエントリーシートでの設問)。「感動の接客エピソード」、「一〇年後の自動車市場」、「三〇歳になったとき、どんな自分でいたいか」などなど、企業特性を踏まえた設問から、学生らしいアイデアを問うもの、将来設計など、内容は多種多様である。

[参考]
代々木・初台・笹塚のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク関東】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/14ページ)
(ウェブサイト)

水戸・ひたちなか・笠間のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク関東】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/17ページ)
(ウェブサイト)

石川県のアルバイト・バイトを探す【タウンワーク北陸】短期バイトの求人や社員の仕事も満載(1/25ページ)
(ウェブサイト)

自分なりの意志や考え方、相手に伝えるコミュニケーション能力を問うもので、学生はいやおうなくこうしたエントリーシートと「格闘」することを余儀なくされている。「志望動機」や「あなたの成功体験について」といったシンプルなものであれば、マニュアル本を参考に作文することができるかもしれないが、企業独自の設問に真剣に答えるとなると問題によっては一日や二日で片づけることができない。それを二五社分もこなすというのは途方にくれる作業である。しかし、このエントリーシート作成もほんの第一関門にすぎない。通過しても、適性検査や筆記試験、面接が待ち構えているのだ。モニター調査で、面接受験社数も一三社と回答しているが、厳選採用が強まっている最近の面接は一社でグループ面接から役員面接まで複数回に及ぶ。このように現在の就職活動は事前の書類選考から始まり、適性検査、筆記試験、複数回の面接という具合に学生が内定を獲得するためにきわめて多くのエネルギーと時間を費やされることになるのだ。内定を得るまではこの繰り返しであり、就活にかかる労力や長期化は容易に想像がつこう。